- ホーム:
- アメリカ MBA・ビジネス留学
- Rennert ビジネス英語+無給インターン
- NY MIMビジネス講義+有給インターン
- CA ナショナル大学・大学院MBA/MPH
- アメリカ留学機構
- 会社概要
- 会社理念
- 代表挨拶
- プロフィール
- お客様の声
- MIM 卒業生一流外資系金融企業内定報告
- NY外資系金融FXインターン休学留学で日系3大証券会社から解禁2日で内定報告
- トビタテから奨学金月20万授与・MIM留学帰国後にTOEIC970点を取得した休学留学生就職活動報告記
- トビタテ留学JAPAN奨学金月20万授与で1年 ビジネスインターン留学中の休学在学生体験談
- NY ビューティー・ファッションインターン休学留学生の大手一流銀行・商社内定就活報告
- MIM 休学留学卒業生・NYビジネスインターン報告2
- MIM 休学留学卒業生・NYビジネスインターン報告1
- MIM休職留学在校生・1年MBA就活内定報告
- 6か月ビジネスインターン外資IT企業内定卒業生1
- 語学研修卒業生1
- 提携先NY女性会館・男性会館
- 厳選優良語学学校
- 体験談
- NY外資系金融FXインターン休学留学で日系3大証券会社から解禁2日で内定報告
- トビタテから奨学金月20万授与・MIM留学帰国後にTOEIC970点を取得した休学留学生就職活動報告記
- トビタテ留学JAPAN奨学金月20万授与で1年 ビジネスインターン留学中の休学在学生体験談
- NY ビューティー・ファッションインターン休学留学生の大手一流銀行・商社内定就活報告
- MIM 卒業生一流外資系金融企業内定報告
- MIM休職留学在校生・1年MBA就活内定報告
- アメリカNY休学留学と外資系就活成功体験談
- ナショナル大学付属英語校英語校修了体験談
- MIM 卒業生・女性会館在寮生で、休学留学 YさんからのNYビジネスインターン報告2
- MIM 休学留学卒業生・NYビジネスインターン報告1
- アメリカKAPLANで英語研修中のER医師 NY語学留学体験談
南山常盤会メルマガ寄稿コラム
コラム「グローバル教育と留学成功の秘訣」 (G30)
南山常盤会のみなさま、初めまして。
アメリカ カリフォルニアから、残暑お見舞い申し上げます。
私はこれまで20年以上、自らの留学経験やアメリカでの子育てを通し、日米両国の 中学−大学で教鞭を執りながら、バイリンガル教育と教育カウンセリングを実践して きました。
アメリカでは、ニューヨークやロサンゼルスのNPOで留学業務に従事し、 現在はTOEICやTOEFLでお馴染みのETS (Educational Testing Services)で、 TOEFL Writingの公認採点官を務めながら、留学コンサルティング事業を展開して います。
その傍らここアメリカで、日本人学生の国際化の発展と幅広いグローバル教育の 可能性を日々見出してきました。
みなさんもご存知のとおり、日本では国際社会で活躍する人材育成として、 グローバル化への対応が今後の日本人には強く求められています。
政府は留学費用の支援制度を創設すると発表し、海外の大学に留学する学生を 現在の6万人から12万人に倍増させるとの目標を設定しました。
また語学力の強化策として、将来小学校で英語を教科化することをはじめ、 大学の受験資格や卒業認定に英語能力テストである「TOEFL」導入も提案されて います。
しかし、近年のアメリカでは、将来祖国のリーダー(幹部候補生)として学ぶ 中国系、韓国系、インド系の優秀な留学生の進出と、その目覚ましい活躍が目立つのが 現状です。
その反面、同じアジア人でも日本人留学生の影は年々薄く、その目的意識の低さと 消極さに、アメリカに滞在しながら、将来の日本の国際化競争に危機感を感じざるを 得ません。
昨年、京都大学の山中伸弥教授が、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞 されました。山中教授は、アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコで研究留学を されていらっしゃいましたが、留学時代の指導教官から、”Vision and Work Hard!” の意識を常に持ち続けなさいと、教わり、今ではこの言葉が教授の座右の銘になって いるそうです。
これまでの教授の人生は、挫折と再起の繰り返しであったものの、この長く地道な 研究の日々を通していつも心に持ち続けておられたのが、この ”Vision and Work Hard!”という言葉でした。
つまり、心にしっかりと自分の ”Vision”を描き、一生懸命目標に向かって地道に 取り組み続ける、その山中教授の学問に対する姿勢が、今の私たち日本人に必要な 「学び」と「勇気」の大切さを、再認識させてくれたのだと思います。
「成功するグローバル教育や留学プロセス」も全く同じです。英語はあくまでも 「手段」であり、「目的」ではないからです。
私たち日本人は「国際人」になるのを 夢見て、これまで何年間も学校で英語を学んできました。しかし、Phonics Reading (フォニックス リーディング)の正しいノウハウまで、しっかり身につけている 英語教師は、まだ日本には多くはいません。
また受験勉強は突破し(欧米では認知度の低い)TOEICや英検を取得したものの、 プレゼンテーションやディベート(討論)、エッセイライティングなど、国際社会で 実践的な英語を使いこなせる学生も、それを指導する英語教師も、残念ながらまだまだ 少ないのが現状です。
日本人は”Hard Work”は得意ですが、”Vision” を見失っている人が多いと、 山中教授も語っておられるとおり、仕事や学業などの現実逃避から、取りあえず海外に 語学留学をしたものの、その先の目標が定まっていない留学生があまりにも多いよう です。
コツコツ努力だけでもだめで、【「高い目標設定」と、「その為の努力」の2つを 兼ね備えることが、「真の国際人」になるための重用な鍵】なのです。つまり、最終 目標がぶれることなく、日々の努力を重ねていくことがもっとも大切なのだと言え ます。
留学経験では、これからの国際社会では欠かせない「論理的思考能力(Critical Thinking)」や、「問題解決能力(Problem Solving)」を、実践の場で積み重ねる ことができます。これらで培った能力は、帰国後に日本人には欠如しがちな「自己自信や自尊心 (Self Esteem)」につながり、その後の就職活動では自身の豊富な留学経験を大いに アピールできることでしょう。
将来日本の国際化を担う有望な日本人学生が、1人でも多く強い意識を持って留学の チャンスをつかみ世界で活躍できることを、私は心から願っております。
(G30)
名古屋市出身、南山学園女子部で学ぶ。公立・私立高校の英語教師を経て、イリノイ大学(University of IL)大学院留学のため渡米。心理学、バイリンガル教育、スクールカウンセリングを専門に学びながら、バイリンガル教育による幼稚園から大学までの子育てを実践。卒業後は、母校イリノイ大学の一般教養学部で日本語講師として招かれる。カリフォルニアの全日制日本人学校にて 帰国子女受験(高校・大学入試)や、TOEFL・SAT指導に従事。
その後、LAとNYのNPO留学会社にて、全米の留学カウンセリングや、ビザ申請業務の傍ら、MBA留学、日本で初めての薬剤師留学や、看護師などの北米医療留学、奨学金留学、ジュニア短期留学などのアカデミック留学から、全米の語学留学やおけいこ留学に至るまで、多岐に渡る留学業務に携わる。現在では、ETS TOEFL Writingの公認採点官や、Beritz USA 日本語講師を経て、米国駐在員家族の教育カウンセラーとしても活躍。
2013年教育コンサルティング事業を立ち上げる。
If you enjoyed this article, please consider sharing it!
検索