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南山常盤会メルマガ寄稿コラム
コラム「グローバル教育と留学成功の秘訣」
福地 りか(G30)
南山常盤会のみなさま、初めまして。
アメリカ カリフォルニアから、残暑お見舞い申し上げます。
私はこれまで20年以上、自らの留学経験やアメリカでの子育てを通し、日米両国の 中学−大学で教鞭を執りながら、バイリンガル教育と教育カウンセリングを実践して きました。
アメリカでは、ニューヨークやロサンゼルスのNPOで留学業務に従事し、 現在はTOEICやTOEFLでお馴染みのETS (Educational Testing Services)で、 TOEFL Writingの公認採点官を務めながら、留学コンサルティング事業を展開して います。
その傍らここアメリカで、日本人学生の国際化の発展と幅広いグローバル教育の 可能性を日々見出してきました。
みなさんもご存知のとおり、日本では国際社会で活躍する人材育成として、 グローバル化への対応が今後の日本人には強く求められています。
政府は留学費用の支援制度を創設すると発表し、海外の大学に留学する学生を 現在の6万人から12万人に倍増させるとの目標を設定しました。
また語学力の強化策として、将来小学校で英語を教科化することをはじめ、 大学の受験資格や卒業認定に英語能力テストである「TOEFL」導入も提案されて います。
しかし、近年のアメリカでは、将来祖国のリーダー(幹部候補生)として学ぶ 中国系、韓国系、インド系の優秀な留学生の進出と、その目覚ましい活躍が目立つのが 現状です。
その反面、同じアジア人でも日本人留学生の影は年々薄く、その目的意識の低さと 消極さに、アメリカに滞在しながら、将来の日本の国際化競争に危機感を感じざるを 得ません。
昨年、京都大学の山中伸弥教授が、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞 されました。山中教授は、アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコで研究留学を されていらっしゃいましたが、留学時代の指導教官から、”Vision and Work Hard!” の意識を常に持ち続けなさいと、教わり、今ではこの言葉が教授の座右の銘になって いるそうです。
これまでの教授の人生は、挫折と再起の繰り返しであったものの、この長く地道な 研究の日々を通していつも心に持ち続けておられたのが、この ”Vision and Work Hard!”という言葉でした。
つまり、心にしっかりと自分の ”Vision”を描き、一生懸命目標に向かって地道に 取り組み続ける、その山中教授の学問に対する姿勢が、今の私たち日本人に必要な 「学び」と「勇気」の大切さを、再認識させてくれたのだと思います。
「成功するグローバル教育や留学プロセス」も全く同じです。英語はあくまでも 「手段」であり、「目的」ではないからです。
私たち日本人は「国際人」になるのを 夢見て、これまで何年間も学校で英語を学んできました。しかし、Phonics Reading (フォニックス リーディング)の正しいノウハウまで、しっかり身につけている 英語教師は、まだ日本には多くはいません。
また受験勉強は突破し(欧米では認知度の低い)TOEICや英検を取得したものの、 プレゼンテーションやディベート(討論)、エッセイライティングなど、国際社会で 実践的な英語を使いこなせる学生も、それを指導する英語教師も、残念ながらまだまだ 少ないのが現状です。
日本人は”Hard Work”は得意ですが、”Vision” を見失っている人が多いと、 山中教授も語っておられるとおり、仕事や学業などの現実逃避から、取りあえず海外に 語学留学をしたものの、その先の目標が定まっていない留学生があまりにも多いよう です。
コツコツ努力だけでもだめで、【「高い目標設定」と、「その為の努力」の2つを 兼ね備えることが、「真の国際人」になるための重用な鍵】なのです。つまり、最終 目標がぶれることなく、日々の努力を重ねていくことがもっとも大切なのだと言え ます。
留学経験では、これからの国際社会では欠かせない「論理的思考能力(Critical Thinking)」や、「問題解決能力(Problem Solving)」を、実践の場で積み重ねる ことができます。これらで培った能力は、帰国後に日本人には欠如しがちな「自己自信や自尊心 (Self Esteem)」につながり、その後の就職活動では自身の豊富な留学経験を大いに アピールできることでしょう。
将来日本の国際化を担う有望な日本人学生が、1人でも多く強い意識を持って留学の チャンスをつかみ世界で活躍できることを、私は心から願っております。
福地 りか(G30)
南山常盤会のみなさま、初めまして。
アメリカ カリフォルニアから、残暑お見舞い申し上げます。
私はこれまで20年以上、自らの留学経験やアメリカでの子育てを通し、日米両国の 中学−大学で教鞭を執りながら、バイリンガル教育と教育カウンセリングを実践して きました。
アメリカでは、ニューヨークやロサンゼルスのNPOで留学業務に従事し、 現在はTOEICやTOEFLでお馴染みのETS (Educational Testing Services)で、 TOEFL Writingの公認採点官を務めながら、留学コンサルティング事業を展開して います。
その傍らここアメリカで、日本人学生の国際化の発展と幅広いグローバル教育の 可能性を日々見出してきました。
みなさんもご存知のとおり、日本では国際社会で活躍する人材育成として、 グローバル化への対応が今後の日本人には強く求められています。
政府は留学費用の支援制度を創設すると発表し、海外の大学に留学する学生を 現在の6万人から12万人に倍増させるとの目標を設定しました。
また語学力の強化策として、将来小学校で英語を教科化することをはじめ、 大学の受験資格や卒業認定に英語能力テストである「TOEFL」導入も提案されて います。
しかし、近年のアメリカでは、将来祖国のリーダー(幹部候補生)として学ぶ 中国系、韓国系、インド系の優秀な留学生の進出と、その目覚ましい活躍が目立つのが 現状です。
その反面、同じアジア人でも日本人留学生の影は年々薄く、その目的意識の低さと 消極さに、アメリカに滞在しながら、将来の日本の国際化競争に危機感を感じざるを 得ません。
昨年、京都大学の山中伸弥教授が、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞 されました。山中教授は、アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコで研究留学を されていらっしゃいましたが、留学時代の指導教官から、”Vision and Work Hard!” の意識を常に持ち続けなさいと、教わり、今ではこの言葉が教授の座右の銘になって いるそうです。
これまでの教授の人生は、挫折と再起の繰り返しであったものの、この長く地道な 研究の日々を通していつも心に持ち続けておられたのが、この ”Vision and Work Hard!”という言葉でした。
つまり、心にしっかりと自分の ”Vision”を描き、一生懸命目標に向かって地道に 取り組み続ける、その山中教授の学問に対する姿勢が、今の私たち日本人に必要な 「学び」と「勇気」の大切さを、再認識させてくれたのだと思います。
「成功するグローバル教育や留学プロセス」も全く同じです。英語はあくまでも 「手段」であり、「目的」ではないからです。
私たち日本人は「国際人」になるのを 夢見て、これまで何年間も学校で英語を学んできました。しかし、Phonics Reading (フォニックス リーディング)の正しいノウハウまで、しっかり身につけている 英語教師は、まだ日本には多くはいません。
また受験勉強は突破し(欧米では認知度の低い)TOEICや英検を取得したものの、 プレゼンテーションやディベート(討論)、エッセイライティングなど、国際社会で 実践的な英語を使いこなせる学生も、それを指導する英語教師も、残念ながらまだまだ 少ないのが現状です。
日本人は”Hard Work”は得意ですが、”Vision” を見失っている人が多いと、 山中教授も語っておられるとおり、仕事や学業などの現実逃避から、取りあえず海外に 語学留学をしたものの、その先の目標が定まっていない留学生があまりにも多いよう です。
コツコツ努力だけでもだめで、【「高い目標設定」と、「その為の努力」の2つを 兼ね備えることが、「真の国際人」になるための重用な鍵】なのです。つまり、最終 目標がぶれることなく、日々の努力を重ねていくことがもっとも大切なのだと言え ます。
留学経験では、これからの国際社会では欠かせない「論理的思考能力(Critical Thinking)」や、「問題解決能力(Problem Solving)」を、実践の場で積み重ねる ことができます。これらで培った能力は、帰国後に日本人には欠如しがちな「自己自信や自尊心 (Self Esteem)」につながり、その後の就職活動では自身の豊富な留学経験を大いに アピールできることでしょう。
将来日本の国際化を担う有望な日本人学生が、1人でも多く強い意識を持って留学の チャンスをつかみ世界で活躍できることを、私は心から願っております。
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